【考察する】

■ガーデンデザインをする上で環境にも配慮します。

【環境】

究極は何も作らないことになりますが、既製品を使わないのもひとつ。

木材に関しても伐採などの問題がありますが、森林管理がしっかりされている厳選された取引の元使用します。

パーマカルチャーの考えも大切です。雨水利用は上下水道の節約にもなりますし、うまく潅水利用すれば手間も省けます。

そして、温暖化対策としての屋上緑化や壁面緑化。自然から学び、活用する知恵こそが失われつつある環境を取りもどす術ではないでしょうか。

 

 

■パーマカルチャー

1970年代にタスマニアで誕生した造語になります。

パーマネント(permanent)とアグリカルチャー(agriculture)を組み合わせ「永続する農業」という意味が込められています。

3つの論理

・地球に配慮

・人々に配慮

・余剰の分かち合い、消費・再生産の限度

このパーマカルチャー理論をガーデンデザインに取り組むことにより、今までのような家庭菜園やキッチンガーデンの考え方を変えることが出来ます。

これは収穫の庭とでも言いましょうか?普通に草花と一緒に植栽プランの中に取り入れてもいいでしょう。

 

 

■雨水利用

雨水タンクを設置して庭での水やり等に利用します。 この循環型の考え方もパーマカルチャーにつながっています。

 

 

■潅水システム

現在の忙しい社会では、庭に関わる時間を取れない方も多くいます。しかし、このシステムで水やりの手間を省くことができます。

 

 

■屋上緑化

ベランダや屋上の有効利用に、自分だけの心地よい空間を演出できます。感覚としては、アウトドアリビングを増やしたい! 

ゆっくりとティータイムを楽しみたい! 素敵な夜の演出を楽しみたい! 等々、想像は膨らむばかりです。

そして、環境への配慮として、ヒートアイランド現象の減少や緑化推進の重要な働きがあります。なお、県・市町村により助成金の対象ににもなります。

 

 

■残土処理について

ガーデン・庭・造園工事には残土の扱いに困ることがあります。

しかし、出来るだけ処理業者への搬出を控え、場内処理が出来るように考慮します。

それは、平面的なデザインから立体的なデザインへの変化により逆にメリットにもなります。

コスト的に考えても残土処理にかかる費用を土留などの費用に充てることができますので、コスト上昇はほとんど無いと言えるでしょう。

 

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