花の巌神社(はなのいわやじんじゃ)
■住所:三重県熊野市有馬町上地130番地 地図
■創建; 不詳
■本殿の様式; 磐座
■例祭; 2月2日、10月2日、
■御祭神; 伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、軻遇突智尊(かぐつちのみこと)
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■雑感
県道42号線沿いにあるこの神社は、熊野灘に面した高さ約45メートルの巨岩である磐座が御神体。
話によると、この巨岩は「陰石」であり、和歌山県新宮市の神倉神社の御神体であるゴトビキ岩は「陽石」であるとして、一対をなすともいわれている。 さすが、神々が眠る最古の地と言われる事に納得だ。
道路沿いにある鳥居を抜け、百メートルほどの参道がある。途中お稲荷様などを左手に見ながら神門まで続く。神門を抜けると御神体の磐座となるが、あまりのスケールの大きさに様々な想像が浮かんでくる。
ほと穴と呼ばれる場所が、伊邪那美命(いざなみのみこと)の葬地とも言われている。 その対面にある巨石が軻遇突智尊(かぐつちのみこと)の墓所とされる。
次は、是非とも例大祭のときに訪れたいと思った。