箭弓神社(やぎゅうじんじゃ)
■住所:山梨県北都留郡小菅村川久保 地図
■創建; 文明十年(一四七八)
■本殿の様式;流造り
■例祭; 八月第一土曜日
■御祭神; 天日鷲命(あめのひわしのみこと)
写真
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■雑感
御祭神に天日鷲命を祀るという事は、この地域は忌部氏との関わりが強かったのではないだろうか。
境内は県道18号線沿いにあり、箭弓三所大明神と書かれた鳥居を潜ると拝殿・本殿がある。造営は小菅遠江守伸景によるもので、拝殿は大正時代建立、社殿は昭和63年に再建されている。箭弓神社の獅子舞は伊勢神宮から各国に一組の獅子舞が許されて、甲斐の国には小菅村に伝わったとされている。この獅子舞は12種類あるが、現在では4種類が例祭で演じられている。
境内にある舞台前の大屋根が存在感があり、この神社を大切に守って行こうとする人々の想いが伝わってくるようだ。
■忌部氏の形跡・山梨県
境内社
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