高尾穂見神社(たかおほみじんじゃ)
■住所:山梨県南アルプス市高尾 地図
■社格; 旧郷社
■創建; 不詳
■本殿の様式; 三間流造
■御祭神; 保食命(うけもちのみこと)
写真
|
|
神楽殿; 明治24年(1891年) |
|
木彫りの狛犬 |
|
■雑感
櫛形山高尾地区の山奥にひっそり鎮座する。しかし、見事な神楽殿及び本殿の風格に圧倒される。
境内にある神楽殿は明治24年(1891年)に建てられた見事な造りとなり、市指定文化財にもなっている。本殿は、寛文5年(1665年)に再建された桃山時代の様式が残る江戸時代初期のものとなる。こちらは、山梨県指定有形文化財となっている。
また、毎年11月22日に行われる夜祭は必見。この時に昔から資本金授与も行われていたようだ。
さて、参拝中に不思議な出来事が起きた。私の覚えたての、決して上手いとはいえない祝詞奏上が終わるころ、、、後ろから来る人の気配を感じでいたのだが、振り返ると誰もいない。一緒にいたパートナーも全く同じ気配を感じていたらしく、二人で唖然とした。境内には階段を上ってこないといけないので、境内の音か、階段下の音かは耳だけでも判断できる。間違いなく上の境内での足音に間違いないのだが、、、二人の出した答えは、『きっと、神様は遊びに出かけていたんだなぁ、こちらが祝詞を言ったので慌てて聞きに帰ってきたんだよ。きっと』
■5月3日の例大祭の詳細はこちら
■11月22日の太々神楽の詳細はこちら
■穂見神社;延喜式神名帳・論社・山梨県