保食命(うけもちのみこと)
【古事記】登場なし
【日本書紀】神産みの第十一の一書に登場
・別名:宇気母智命
天照大御神は月読命に、葦原中国にいる保食神という神を見てくるよう命じ、月読尊が保食神の所へ行くと、保食神は陸を向いて口から米飯を吐き出し、海を向いて口から魚を吐き出し、山を向いて口から獣を吐き出し、それらで月読尊をもてなした。月読尊は「吐き出したものを食べさせるとは汚らわしい」と怒り保食神を斬ってしまった。それを聞いた天照大御神は怒り、もう月読尊とは会いたくないと言った。それで太陽と月は昼と夜とに別れて出るようになった。
食物神として信仰されている。
参拝した神社
■麻衣廼神社(あさぎぬのじんじゃ)・長野県
■大洲七椙神社(おおしまななすぎじんじゃ)・長野県
■鹿島神宮(かしまじんぐう)・茨城県
■大宮巖皷神社(おおみやいわつづみじんじゃ)・群馬県
■小國神社(おくにじんじゃ)・静岡県
■金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)・静岡県
■御崎神社(みさきじんじゃ)・山梨県
■山神宮(さんじんぐう)・山梨県
■高尾穂見神社(たかおほみじんじゃ)・山梨県
■甲斐奈神社(かいなじんじゃ)・山梨県(笛吹市)
■桃園神社(とうえんじんじゃ)・山梨県
■脚気石稲荷神社(かっけしいなりじんじゃ)・山梨県
■大谷神社(おおやじんじゃ)・山梨県
■太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)・福岡県
■香椎宮(かしいぐう)・福岡県
■厳島神社宮島(いつくしまじんじゃ)・広島県
■出羽三山神社(でわさんざんじんじゃ)・山形県