武田八幡宮(たけだはちまんぐう)
■住所: 山梨県韮崎市神山町北宮地 地図
■創建; 822年(弘仁13年)
■本殿の様式; 三間社流造
■例祭; 8月14日
■御祭神; 誉田別命(ほんだわけのみこと)、足仲津彦命(たらしなかつひこのすめらみこと)、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)、武田武大神
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■雑感
ここは武田氏にとって縁の深い場所になる。 『甲斐国志』などにも記録があり歴史があることが解る。様式として興味深いのは一般的な神社などでみられる、鳥居から神門及び参道などは、直線的になっているが、ここは鳥居脇に両階段があり、鳥居を潜った後に更に両階段で回り込むように神門を通る形になっている。発案者の動線と意匠を考えたこの内容に驚いた。境内は山の斜面になっており参道は階段となる。神門上には神楽殿があり、更に階段を上ると拝殿・本殿が現れる。本殿横には若宮八幡宮が接しており、背後には御神木がある。本殿北側には天神天満宮。
山梨県の八幡宮の中でも歴史があり、石和八幡宮(笛吹市)や窪八幡神社(山梨市)とならび武田氏や源氏とも関連しているこの場所はもう少しゆっくり散策してみたいものだ。
■境内社 ・天神天満宮; 菅原道真 ・末社: 若宮八幡神社