天津司神社(てんずしじんじゃ)
■住所:山梨県甲府市小瀬町 地図
■創建;
■本殿の様式; 流造り
■例祭; 四月十日に近い日曜日
■御祭神; 大日霊貴神(おおひるめのかみ)、月弓神(つきゆみのかみ)、経津主神(ふつぬしのかみ)、根裂神(ねさきのかみ)、黄幡神(きばたのかみ)、磐裂神(いわさきのかみ)、磐筒男神(いわづつおのかみ)、磐筒女神(いわづつめのかみ) 、豹尾神(いぬおのかみ)
写真
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■雑感
国の重要無形民俗文化財に指定されている天津司の舞(てんづしのまい)で有名である。ご神体である等身大の9体の人形が、顔を赤い布で覆われた姿で、天津司神社(てんずしじんじゃ)から、隣町の鈴宮諏訪神社(すずみやすわじんじゃ)まで御幸され、社殿前にて御祓いを受けた後、天津司舞が奉納される。かつては、旧暦7月19日に行われていたが、現在では4月10日直前の日曜日に執り行われている。御幸の後を、ただ付いて歩くも何故か心愉しい。桜咲く道を御幸され、舞う姿は不思議で幻想的な感覚すら覚えた。
人形の構成は、
一の御編木様(いちのおささらさま)
二の御編木様(にのおささらさま)
一の御太鼓様(いちのおたいこさま)
二の御太鼓様(にのおたいこさま)
御鼓様(おつづみさま)
御笛様(おふえさま)
御鹿島様(おかしまさま)
御姫様(おひめさま)
鬼様(おにさま)
ところどころに見られる九曜紋も面白いところだ。また、陰陽道にも関わりのある御祭神を祀っておりもう少し詳しく調べていきたいと思う。
境内にある祠には、秋葉大明神・石尊大明神と刻まれていた。
境内社 |
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